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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2018.06.07

日々のこと

日本と世界のキャリア観の違い

今日は伊勢の顧問先訪問へ。

せっかくですので少し早く出て、伊勢神宮の外宮にお参りしました。
ほんの少し立ち寄っただけですが、澄んだ空気を吸って背筋が伸びます。

さて、そんな道中の電車の中で目に留まったのがこちらの記事。

就活をやめてエストニアへ そこで私が確信した日本と世界のキャリア観の決定的な違い (1/6) - ITmedia ビジネスオンライン

 そんな同世代の存在が後押しとなり、自然とよりアクティブに行動するようになった齋藤さんに、エストニア流の “就活” スタイルについて尋ねると、「エストニアでは、たとえ学生であっても、自分のやりたいこと、それまでの確かな経験をベースにキャリアが決まっていくんです。ですから、卒業後、または在学中であっても、自分のやりたいことに従って、インターンなどあらゆる機会を生かして経験を踏み、即戦力を身に付けていくんです。これは他の多くの外国でもそうだと思います」とのことです。

いま京都市の働き方改革事業に携わっていて、働き方改革について色々と調べていますが、一連の取り組みでは、「誰のための働き方改革なのか?」という視点が大切だと感じています。

それは経営者なのか、従業員なのか、ということではないと思っています。

経営者も従業員も、一人ひとりが「自分がどんな仕事をしたいのか」が問われる時代。
それが実現できない企業では、いくら魅力的な福利厚生であっても、選ばれない時代になっていく。

従来の価値観からすれば、大きな方針の転換が必要な時代。
それができない組織は、必然的に選ばれない。
むしろ、日本社会が変わらなければ、日本が選ばれないようになっていく。

とはいえ、日本には魅力的な中小企業が数多くあります。

そういった会社と学生が出会えないというのもまた問題なので、自分ができることとして、そうした魅力的な中小企業と学生との出会いの場を創出できたらなぁと考えています。

2018.06.07