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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2012.06.11

インスピレーション

経営者のためのスタイリスト:IL SALTO代表 末廣徳司氏

先日研修会でおもしろい内容を聞いてきたのでご紹介。

IL SALTO代表 末廣徳司氏 http://ameblo.jp/exma-classico/

経営者や士業向けにスタイリングを提案しているそうです。

研修会後もみなさん「思い当たる点ばかり・・・」と話題にされていて楽しい研修会でした。

確かに、見た目で「なんとなくだらしない・・・」と思われて得なことは何もありませんね。スーツも安く簡単に買えるお店が増えた分、お客さんに合わせた提案をしてくれるお店の価値もあがってきているようですね。

 

以下概要。

 

服を変えると周囲が変わる。周囲が変わると自信につながる。

高ければいいわけではない。高いスーツで似合っていない人もいる。

第一印象はとても大事。なんとなく選ばれてしまう。

なんとなくきれい、なんとなくだらしない。

 

【好意を決める要因】

1.話す内容・・・7%

2.話のトーン、話し方・・・38%

3.外見・・・55%

カジュアルのセンスは難しいがビジネスにセンスはいらない。必要なのはルール。

 

【スーツジャケット】

ジャケットの1番下のボタンを留めていませんか?

1番下は飾り。 2つボタンなら上だけ。

3つボタンなら2パターン。

1.ボタンが前から見える・・・上2つを留める。

2.ボタンが前から見えない・・・真ん中だけ留める。

立ったときはボタンを留める。座ったときは苦しければ外してもいい。

 

 

スーツ姿は99.9%肩で決まる。スーツを作るときにどのメーカーも肩に一番お金がかかっているし、気持ちもこもっている。肩を直してはいけない。

まず、買う時はジャケットから決める。ウェストはいくらでも調整できる。

 

 

【シャツ】

ノーアイロンシャツは冬はいいが、夏は着てはいけない。特殊な素材をいれて元の形に戻るようにしているので通気性がない。臭いのもとになる。

 

首と手の長さだけでシャツを買っていませんか?バストやウェストも測ってもらう。思っているよりも小さいのがジャストサイズ。クールビズではシャツのサイズ感が重要。

 

【肌着】

グンゼのSeekのベージュがおすすめ。縫い目がなく、肌着が絶対透けて見えない。汗を吸うので。肌着が透けてみえないだけできちんとした印象を与える。

 

 

【ネクタイ】

まずなによりも長さが大事。

ベルトにかかるくらいの長さ。長くても短くてもいけない。日本ではネクタイの長さは173センチくらいの人にちょうどいい長さになっている。身長が低い人は、裏に巻きつけるようにひっかけて調整するといい。

 

デザインについては、以下の3種類から選べば間違いない。

1.無地

2.小紋柄・・・柄が小さいほど品がいい。

3.レジメンタル・・・斜めに線。

ネクタイはシャツよりも濃い色をつける。スーツよりも薄い色は弱々しく見えるので避けた方がいい。

 

 

【小物】

一瞬で男っぷりをさげる恐怖の3アイテム。

1.餃子靴(激安のナイロン靴。すぐしわしわになる。)

2.ビニールがさ

3.白い靴下と丸見えのすね毛。日本では靴を脱ぐことが多いので、靴下はすごく目立つ。

 

 

【クレーム処理やおわびの時】

できるだけシンプルで落ち着いた感じ。

スーツはブラウンやグレー。日本では無難だと思って黒を選ぶ人が多いが、海外では黒は着ない。難しいので黒のスーツは避ける。色は無言で相手にプレッシャーを与える。黒はきつい印象。

 

 

おしゃれのためではなく、経営者向けのきちんとしたスタイリングをしてくれるようなので、興味がある方は相談してみてください。

 

 

2012.06.11